會澤社長、岸田首相のサウジ訪問に同行 ムハンマド皇太子(MBS)に謁見

日本サウジアラビア ビジネスラウンドテーブルに登壇

アルサエダンとデジタル建築のMOUを追加締結

 

會澤高圧コンクリート株式会社の會澤祥弘社長(57)は16日、岸田文雄首相のサウジアラビア訪問に日本の財界関係者ら40名余りと共に同行し、日本サウジ首脳会談の舞台となったジェッダのアルサラーム宮殿でサウジのムハンマド皇太子(MBS)に謁見致しました。

アルサラーム宮殿にてムハンマド皇太子へ謁見

 

 

サウジは2016年に策定した経済構造改革「サウジビジョン2030」で脱石油戦略を打ち出し、ムハンマド皇太子を司令塔に建設産業の育成、経済のデジタル化などを強力に推進しています。サウジのアルサエダングループと合弁事業を進めている會澤社長は首相のサウジ訪問への同行を政府より要請されたのを受け、三菱重工業の宮永俊一会長(中東協力センター会長)をはじめとする企業トップら約40名からなる経済ミッションに参加致しました。

ビジネスラウンドテーブルに参加する會澤社長

 

會澤社長は、日サ首脳会談に併せてリッツ・カールトン・ジェッダで開催された「日本サウジアラビア・ビジネスラウンドテーブル」(円卓会議)に事業パートナーであるマシャエル・ビン・サエダンCEOと共に参加し、映像を交えながら合弁事業体「AL SAEDAN BT Powered by AIZAWA」のPC建築のデジタル化戦略などについてプレゼンテーションを致しました。さらに円卓会議後に開かれた岸田首相を囲む懇談会でもスピーカーを務め、建築のデジタル化を通じて日本とサウジの経済協力関係の強化に努める考えを表明致しました。

 

日本サウジアラビア・ビジネスラウンドテーブル

 

岸田首相とムハンマド皇太子の首脳会談はこの後、アルサラーム宮殿にて行われました。厳重な警戒態勢のなか約40名の経済ミッションが宮殿に招かれ、岸田首相が参加者のバックグランドを説明しながらひとりずつ皇太子に紹介、會澤社長は4番目に紹介され、ムハンマド皇太子と固く握手を交わしました。

ムハンマド皇太子と握手を交わす會澤社⻑

 

これに先立ち、ラウンドテーブルの開始にあたって、會澤社長とマシャエルCEOは、PC建築の合弁事業体を通じて、①SYNCWORLD™とデジタルクローン建築による自律制御型PC建築モデルを推進する ②フライング3Dプリンターのサウジ実装アプリケーションを開発する ③福島RDMセンターとの連携による教育訓練機能を確立し運用する、ことで合意し、以上の内容を記す三つの覚書(MoU)を締結しました。両国の政府関係者が多数参加するなか、サウジのアル・ファーレフ投資相と岩井文男在サウジアラビア日本大使立ち合いの下、両者はMoUの交換を果たしました。

 MoUを締結した會澤社長とマシャエルCEO

 

 ビジネスラウンドテーブルに参加した會澤社長とマシャエルCEO

 

■會澤高圧コンクリートについて

Innovate・Challenge・Trustの理念のもと、コンクリートマテリアルと先端テクノロジーを掛け算して新たな企業価値の創造に取り組む総合コンクリートメーカー。バクテリアの代謝機能を活⽤してクラック(ひび割れ)を⾃ら修復する⾃⼰治癒コンクリート(Basilisk)や速乾性のセメント系材料を使ったコンクリート3Dプリンターといった新機軸をMITやデルフト⼯科⼤学等との産学協⼒をテコに⽮継ぎ早に打ち出し、伝統的な素材産業からスマートマテリアルを基軸とするイノベーション・マーケティング集団へとDXを仕掛けています。2023年3月末の売上高は213億円。従業員622名。

 

 

 

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