生コン事業

生コン産業の先端を走り続けたリーディングカンパニーとしての誇り

AIZAWAの歩みは、
生コン製造技術への挑戦の歴史そのものです。

1980
SEC工法

東京大学の樋口芳朗教授などコンクリートの研究者たちが原理的な研究を進め、リブコンエンジニアリング(東京)を中心に実用化させた分割練りのコンクリート製法。「戦時中につくられたトーチカ(鉄筋コンクリート製の防御陣地)が同じ材料を使っているにもかかわらず寿命や品質に大きなバラつきがある」(樋口教授)ことに着目、最適に湿潤化させた砂をセメントで造殻させてコンクリートを練る独特の製法にたどり着きました。二代目社長・會澤實が樋口教授らとの技術をめぐる邂逅のなかでSECに心酔。角山工場を皮切りにSEC製法用デュアルミキサーを搭載したプラントを多数展開し、SEC実用化のリーダー的存在となりました。コンクリートが手練りだった時代の知見がすべての分割練りの原点といえます。

2000
OOPS!ウップス

欧米のトラックミキシング製法を用いながら、独自に開発したネットワーク型の小型自動化プラントを多数展開し、同時多発する戸建住宅の生コン納入現場に網羅的に対応することを狙った事業モデル。ITを駆使して多数の生コンプラントと車両の動態を本社のオペレーションセンターで一括集中管理するネットワークを整備。この戦略的な試みに対して2001年「情報システム大賞」(主催:日経BP社)グランプリ、ペンシルベニア大学ウォートン校ビジネストランスフォーメーションアワードなどに輝きました。せん断力で一気に強制撹拌する練り混ぜとは異なり、アジテーターの傾動ドラム内で材料が自然落下する際の摩擦力を使う重力練りのメカニズムを追求したことが、pMp製法の確立につながっています。

2005
高強度コンクリート

オフィスビルの高層化、マンションのタワー化を睨み、AIZAWAは業界に先駆けて高強度/高流動コンクリートの供給体制の確立に務めてまいりました。生コンの指定建築材料化の動きを先取りし、2000年には日本でいち早く高強度/鋼管充填コンクリート(CFT)のプラント単独大臣認定を取得、JISの規格を超える特殊コンクリートを既製品として自由にお使いいただける体制を整えました。さらに2005年には、設計基準強度100N(ニュートン)の大臣認定を他に先駆けて取得し、100Nの壁を日本で初めて突破したのもAIZAWAです。創業以来、培ってきた確かなコンクリート配合設計技術は、国内はもとより、寒冷地のロシアやモンゴルなど海外のインフラ整備においても高い評価を受けています。

2015
pMpコンクリート開発

生コン需要の減退とプラントの老朽化を背景にプラントの稼働数が減少しているなか、生コンが供給できないエリア、いわゆる「生コン空白域」が静かに増えつつあります。ペーストと計量済みの骨材をアジテーターに積んでどこへでも出向き、使用する直前に硬化を開始させることができる新開発のpMpなら、仮にプラントが減り続けたとしても、品質が保証された生コンを安定供給することが可能です。加えて、使用者も生コンの硬化開始を自ら決められるため、工程に左右されず最適なフレッシュ性状をいつでも手にすることができます。現場におけるコンクリートの使い勝手、そして構造体の質は格段に向上することが期待されます。

生コン事業

生コン産業の先端を走り続けたリーディングカンパニーとしての誇り

AIZAWAの歩みは、
生コン製造技術への挑戦の歴史そのものです。

1980
SEC工法

東京大学の樋口芳朗教授などコンクリートの研究者たちが原理的な研究を進め、リブコンエンジニアリング(東京)を中心に実用化させた分割練りのコンクリート製法。「戦時中につくられたトーチカ(鉄筋コンクリート製の防御陣地)が同じ材料を使っているにもかかわらず寿命や品質に大きなバラつきがある」(樋口教授)ことに着目、最適に湿潤化させた砂をセメントで造殻させてコンクリートを練る独特の製法にたどり着きました。二代目社長・會澤實が樋口教授らとの技術をめぐる邂逅のなかでSECに心酔。角山工場を皮切りにSEC製法用デュアルミキサーを搭載したプラントを多数展開し、SEC実用化のリーダー的存在となりました。コンクリートが手練りだった時代の知見がすべての分割練りの原点といえます。

2000
OOPS!ウップス

欧米のトラックミキシング製法を用いながら、独自に開発したネットワーク型の小型自動化プラントを多数展開し、同時多発する戸建住宅の生コン納入現場に網羅的に対応することを狙った事業モデル。ITを駆使して多数の生コンプラントと車両の動態を本社のオペレーションセンターで一括集中管理するネットワークを整備。この戦略的な試みに対して2001年「情報システム大賞」(主催:日経BP社)グランプリ、ペンシルベニア大学ウォートン校ビジネストランスフォーメーションアワードなどに輝きました。せん断力で一気に強制撹拌する練り混ぜとは異なり、アジテーターの傾動ドラム内で材料が自然落下する際の摩擦力を使う重力練りのメカニズムを追求したことが、pMp製法の確立につながっています。

2005
高強度コンクリート

オフィスビルの高層化、マンションのタワー化を睨み、AIZAWAは業界に先駆けて高強度/高流動コンクリートの供給体制の確立に務めてまいりました。生コンの指定建築材料化の動きを先取りし、2000年には日本でいち早く高強度/鋼管充填コンクリート(CFT)のプラント単独大臣認定を取得、JISの規格を超える特殊コンクリートを既製品として自由にお使いいただける体制を整えました。さらに2005年には、設計基準強度100N(ニュートン)の大臣認定を他に先駆けて取得し、100Nの壁を日本で初めて突破したのもAIZAWAです。創業以来、培ってきた確かなコンクリート配合設計技術は、国内はもとより、寒冷地のロシアやモンゴルなど海外のインフラ整備においても高い評価を受けています。

2015
pMpコンクリート開発

生コン需要の減退とプラントの老朽化を背景にプラントの稼働数が減少しているなか、生コンが供給できないエリア、いわゆる「生コン空白域」が静かに増えつつあります。ペーストと計量済みの骨材をアジテーターに積んでどこへでも出向き、使用する直前に硬化を開始させることができる新開発のpMpなら、仮にプラントが減り続けたとしても、品質が保証された生コンを安定供給することが可能です。加えて、使用者も生コンの硬化開始を自ら決められるため、工程に左右されず最適なフレッシュ性状をいつでも手にすることができます。現場におけるコンクリートの使い勝手、そして構造体の質は格段に向上することが期待されます。