アイザワ、市場開発本部を新設
機構改革で「住宅関連需要」を開拓

2000年4月1日
 アイザワグループは、4月1日付でグループの機構改革を実施し、新たに「市場開発本部」を設立した。同本部は、個人住宅など都市型民間コンクリート需要を専門に掘り起こすことを目的としている。生コン小口需要をターゲットにしたグループの戦略企業OOPS Corporation(株式会社ウップス)の経営全般を統括するほか、住宅用PCパイル(Hパイル)、即脱カラー平板(ビューロック)などのマーケティング活動を専門に行う。

 アイザワグループはこれまで、製品事業本部(高橋 清吉本部長)、生コン事業本部(寺澤 良三本部長)の現業2本部と、グループ全体の財務・管理会計、情報システムなどを統括する経営管理本部(會澤 祥弘本部長)の3本部制を敷いていた。市場開発本部の創設により、旧製品事業本部のHパイル営業チーム、個人住宅を対象にしたビューロック製品の専属マーケティング部隊(社内カンパニー、正式名称ビューロック・エンタープライゼス)が新本部に統合され、グループは4本部による運営体制に移行する。

 市場開発本部の初代本部長には、前生コン事業本部・札幌地区統括工場長の宇田川 孝(うだがわ たかし57)が就任した。宇田川本部長は、同日付でグループの中核会社である會澤高圧コンクリート株式会社の取締役にも就任、グループ全体の経営戦略立案などにも参画する。

 新設のOOPSと、Hパイル、ビューロックの事業統合により、住宅用の基礎・外構周りの発注に一括対応するホームビルダー向けのワンストップ・ショッピング・サービスが可能になる。今後は、住宅パイルと基礎用生コンのクロスマーケティングを展開、3年後をメドに、同本部全体で25〜30億円の売上高を見込む。
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