アイザワグループ生コン事業本部は、沼ノ端工場のレディーミクストコンクリート(生コン)のJIS表示認定を5月1日付で、北海道通産局より再取得した(JIS-A-5308 第100004号)。沼ノ端工場は1998年2月までグループのアイザワアサコン株式会社が苫小牧工場として稼動していたが、同社が苫小牧アサノ生コンクリ−ト株式会社との共同操業により新プラントを建設・稼動したことから、操業を一時停止していた。沼ノ端工場の運営は同じくアイザワグループの北海道菱光コンクリ−トが担当する。
沼ノ端工場のJIS審査は4月20日、北海道通産局より審査官が2名来社し、実施された。審査は、会社概要、方針管理、並びに全ての管理書類の確認。実地審査は、計量機の動荷重検査、フレッシュコンクリ−トの練り混ぜ性能検査、スランプ試験、空気量試験、硬化コンクリ−トの圧縮強度試験が行われ、全てに合格した。特に、これらの試験に先立ち、粗骨材(砂利)の抜き取り試験が実施されたのが特色であった。
沼ノ端工場の練り混ぜミキサ−は、2500Lのパン型強制練りタイプで、1時間当たり150m3、月産30,000m3の製造能力を有している。骨材は全てコンクリ−ト製のサイロ内に収納され、品質の安定化に寄与している。プラント上部には各種材料の貯蔵ビンが11槽あり、材料の計量は全てロ−ドセル方式でマイコン制御の操作盤により行われる。
沼ノ端工場は苫小牧市東部の沼ノ端工業団地内にあり、高規格道路「日高道」を介して苫小牧東部工業基地の正面に隣接している。千歳市から苫小牧を抜け、日高方面へ向かう交通の要所にあり、生コンの輸送基地としては最適な位置にある。アイザワグループの苫小牧地区での生コン供給工場はこれで3つとなり、顧客からの大量の発注、輸送時間の短縮化などユーザーのあらゆる要求に応える体制が整った。 |