「東札幌アサノ」を事業承継
アイザワ、札幌市南東部に拠点確保

2000年4月1日
 アイザワグループは、4月1日付で、太平洋セメント系列の生コンクリート会社「東札幌アサノコンクリート」の事業を継承した。東札幌アサノは札幌市南部の清田区平岡にあり、今回の事業承継で、アイザワはこれまで営業上の空白地域だった札幌地区南東部市場に強固な足がかりを得ることになった。アイザワは札幌圏内に、「札幌菊水工場」「札幌屯田工場」「札幌発寒工場」「札幌石山工場」「札幌角山工場」の5工場をすでに展開している。札幌市南東部の拠点確保により、同圏内では業界最多の6工場ネットワーク(グループ全体では16工場)が完成し、菊水工場を中心に広域札幌圏のあらゆる方面に製品を供給する体制が整った。

 東札幌アサノは敷地面積約7800平方メートル、プラントは2.5立米の強制パン型ミキサーを内臓し、専用の骨材サイロを持つ。アイザワは、太平洋セメントとの共同出資会社、アイザワアサコン株式会社を通じて、東札幌アサノの営業権を承継、一部社員を再雇用した。工場名は「札幌清田工場」とし、4月より本格的な営業活動を開始した。

 太平洋セメントは、全国規模で直系生コン工場の再編・集約化を進めており、札幌市内の3工場(札幌アサノコンクリート=苗穂、札幌小野田レミコン=発寒、東札幌アサノコンクリート=平岡)についても事業再編の方針を打ち出した。3工場のうち、直系工場として存続したのは旧札幌アサノの苗穂工場(新会社の札幌ティーシー生コンが運営)で、旧札幌小野田レミコンの発寒工場は閉鎖を決定。残る旧東札幌アサノの平岡工場については、太平洋セメントが資本参加しているアイザワアサコンが事業継承することで、アイザワと太平洋セメントの合意が成立した。
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